堕姫に対して隙の糸が見えた炭治郎
これで切ることができる!とヒノカミ神楽 火車を放とうとしますが・・・
鬼滅の刃78話「ぐねぐね」
隙の糸が切れる
遅いわね、欠伸が出るわ
堕姫が言いました。

隙の糸は切れ、炭治郎は帯で吹き飛ばされます。
炭治郎は受け身を取ろうとしますが
ヒノカミ神楽を連発した反動によって疲労が蓄積し
うまく受け身を取ることができません。
地面に打ち付けられる炭治郎。
堕姫が近づいてきます。
落ちつけ 呼吸を整えろ
回復するんだ!!早く!!!
回復の呼吸!!!
剣を握り呼吸をと整えた炭治郎。
堕姫の攻撃を寸前で躱しました。
帯が強靭な刃物のようだ
隙の糸が見えてもすぐに切れてしまう 俺の攻撃が遅いんだ

体温を上げろ もっと体温を上げろ!!
炭治郎は戦いながら、きよとの会話を思い出していました。
私 しのぶ様に言いますから 炭治郎さんの熱が下がらないこと
きよちゃん頼む この通りだ 秘密にしてくれ 俺は大丈夫だから
でも・・・
俺は元気だ 大丈夫 平気なんだ
炭治郎はきよに懇願していました。
この体温計を見てください
三十八度です 昨日も一昨日もそうだったでしょ?
もうずっと・・・熱が続くということはどこかに異常があるんですよ
私なんかじゃどうしたらいいのかわかりません
しのぶ様じゃなきゃ・・・
きよは涙目になって炭治郎を説得します。
うーん うーん 実は・・・
熱が出ている状態だと本当に調子がいいんだよ
”ヒノカミ神楽”を連続して使えるんだ もっと強くなれるかもしれない

しのぶさんに報告するのはもう少し待ってくれないか
もう少しだけ もうちょっとだけ
きよに頼み込む炭治郎。
・・・・・・
わかりました・・・でも少しだけですよ・・・
きよは仕方なく聞き入れたのでした。
堕姫との戦いを続けている炭治郎。
しぶといわね 思ったよりも 面白いわ
堕姫がニヤリと笑います。
戦えてる上弦の鬼と・・・”ヒノカミ神楽”なら通用するんだ
いや 通用するだけじゃ駄目だ!!勝つんだ
自分の持てる力全てを使って必ず勝つ
守るために 命を守るために 二度と理不尽に奪わせない

もう二度と 誰も 俺たちと同じ悲しい思いをさせない
炭治郎は煉獄さんの事を想って悲しい気持ちになっている仲間を思い出していました。
帯の化け物
少し刻を遡り”萩本屋”の伊之助は鬼の気配が感じる穴を見つけていました。
グワハハハ!!見つけたぞ
鬼の巣に通じる穴を!!
ビリビリ感じるぜ 鬼の気配!!
覚悟しやがれ!!
伊之助は穴に入ろうとしますが、穴は狭すぎて頭しか入ることができません。

頭しか入れねえというわけだな ハハハハ
甘いんだよ この伊之助様には通用しねぇ
伊之助は、ゴキゴキと音を鳴らし、体中の関節を外し始めました。
俺は体中の関節を外せる男
つまりは”頭”さえ入ればどこでも行ける
グワハハハ 猪突猛進!!誰も俺を止められねぇ!!

ウオオオオ オオオオ
蛇のようにモグラのように狭い隙間を進んでいく伊之助w
ボンッ !!
大きな地下空間に落ちる伊之助。
そこには人が描かれた帯が大量にぶら下っていました。

その帯の中には、天元のお嫁さんのまきをさんや須磨さんの姿(柄)もあります。
人間柄の布?何だこりゃ
いや この感触・・・生きてる人間だ
女の腹巻き(←帯)の中に捕まえた人間を閉じ込めとくのか
それで好きな時に出して喰うんだ
推理する伊之助。

ん? 何してんだコイツ・・・
善逸も帯の中にいることに気づいた伊之助。
お前が何をしてるんだよ 他所様の食料庫に入りやがって
汚い 汚いね 汚い 臭い 糞虫が!!!
そこには帯に顔が付いたような生き物が現れ伊之助を威嚇しました。

何だこの蚯蚓 キモッ!!
伊之助はその不気味な姿に驚きました。
アオイのコソコソ噂話
今回、炭治郎がヒノカミ神楽を連続して使うために
きよちゃんに熱があることを黙っていてほしい、とお願いしています。
私は最初に、何も気にしないでこのエピソードを読んでいましたが
実は、とっても重要なエピソードであると後で分かりますので覚えていて下さいね✨
そして伊之助~
全身の関節を自ら外し
グハハハハ!猪突猛進!と
地下空間まで進んでいきました。
これはもうウケましたし、気持ち悪かった💦
これも伊之助の特技の一つですね。
因みに最終決戦前の上弦との戦いで、この関節外しを披露しますので、お楽しみにw
話末の挿絵では蚯蚓帯に対して伊之助の独り言が載っています。

世間の常識が通用しない伊之助って本当に面白いです。
前回の第77話で天元が地面に向かって
音の呼吸壱の型「轟き」と放っていました。
時系列的に、伊之助が関節を外して地下空間に移動したのが
前なので、天元はこの伊之助のうごきを察知して
地面に向かって穴を開けたのだと思われます。
いよいよ次回は天元さまが残りのお嫁さん2人を助けに来ます💕
その前の伊之助&善逸の立ち回りもお楽しみに✨